取扱商品
当製麺所で主にお取り扱いしている麺をご紹介いたします。こちらに掲載していない商品も数多く取り揃えております。また、店舗の味に合わせた様オリジナルの麺を製造することも可能です。
ちじれ麺
醤油や味噌のスープと相性ピッタリの麺です。加水が多めで、少し硬めの食感です。
サッポロ(22番)
中華麺のような黄みのある、中一本店の標準的な麺です。小麦は準強力系を使用しています。
道産子(20番)
博多系の豚骨スープと相性抜群の、加水が若干多めなストレート麺です。歯応えがより感じられるよう、強力系の小麦粉を使用しています。
白
かん水の量を若干低めに仕上げた、中一本店の標準的な麺です。小麦は準強力系を使用しています。
中太麺
準強力より少し柔らかめの小麦粉を使用した、加水が多めの太麺です。表面がツルツルとしており、チャンポンに近い食感です。
チャンポン(ゆで)
ラーメンよりも食感の柔らかい、チャンポン専用の麺です。
やきそば(ゆで)
やきそば専用の麺です。鉄板焼きやあんかけ料理等、広く応用できます。
赤焼きそば太(ゆで)
高温で蒸すことで、赤みを引き出した麺です。従来の焼きそばよりも太く、歯応えがあります。
かまあげ
宮崎名物、釜揚げうどん専用の麺です。細めに仕上げることで茹で時間を短縮でき、つゆとの絡みがより良くなっています。
うどん(ゆで)
宮崎県産小麦を使用し、宮崎特有の柔らかな食感を演出できる麺です。
製造工程
Step1
攪拌・熟成 (1回目)
小麦粉とかん水又は食塩水等を原料に、必要に応じて保存料等を加え、攪拌機に入れて混ぜます。季節に応じた湿度や温度管理を徹底し、小麦粉の状態を見極めながら、商品ごとに高速や低速等、回転数を変え約10分~15分回します。
撹拌後、生地全体に水が行き渡るよう麺を熟成(1回目)します。
Step2
複合・熟成 (2回目)
撹拌し、そぼろ状になった生地をまとめ、複合ロールで帯状に形成し2枚合わせにして、コシのある強靭な麺生地を作ります。
また複合後に、グルテンの組織緩和を図るため、帯状にした麺帯を再度熟成(2回目)します。2段階に分けて熟成することで、グルテンの粘りやコシ、うま味を出す成分が働き、さらに質の良い麺のご提供が可能になります。
Step3
圧延
熟成させた麺帯を圧延ロールで少しずつ段階的に薄く伸ばし、麺の厚みを整え、表面のなめらかな生地を作ります。ゆっくりと時間をかけ、麺に適した圧で圧延することにより、熟成で生まれた成分をさらに増加させることが出来ます。
また、この圧延の工程により、麺のつるっとした食感を引き出しています。
Step4
切り出し
圧延した麺帯を、目的の麺の太さに切刃を変えながら線状にし、計量しながら玉取りをします。
またちぢれ麺は、専用の機械に移して切出し、玉取りを行います。
この切り出しの工程により、麺の形状や長さが決まります。
弊社では、お客様のニーズに応じた麺を製造出来るよう、様々な種類の切刃を取り揃えております。
Step5
選別・包装
切り出し後の麺は熱を帯びているため、品質を保持するためにもしっかりと冷却し、麺全体を一定の温度に保ちます。
冷却後、異物の混入や不良がないか厳しい基準のもと検品を重ね、麺を選別します。
選別後は、麺をひとつひとつ丁寧に包装し、お客様の元へお届けします。